投げ総評

早く新年初ブラサバがやりたくてウズウズしているあつかんzeroです。本日は、投げという武器種の特徴、各投げキャラクターおよび投げ武器の長所と短所を軽くまとめていこうと思います。なお、今回の記事は投げをあまり使った事はない初級者向けのものになってます。

前回の記事では気合を入れすぎて4000文字も書いてしまったので、今回はさらっと読める分量に抑えていこうと、ここを書いている段階では思っています。

(未来からきた私です。この記事は約7000文字の超大作となっていますので、流し読みしながら気になったところを読むか、とてつもなく暇な時に読むことをお勧めします)

 

 

武器種としての投げの評価

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長所

  • 強いキャラクターが多い
  • 武器破壊がなく運に左右されずらい
  • 武器作成時の熟練度を確保しやすい

 

短所

  • 弾数管理が慣れないと難しい(そんなあなたにオススメの記事が...)
  • 武器だけの性能をみると他の武器種より劣る
  • 武器のためにインベントリを埋める時間が長い

 

投げの1番の長所は、何より投げキャラが強いことだと思います。攻撃力が最高級のアドリアナ、序盤が非常に安定し熟練度を稼ぎやすいシセラ、水さえあれば永遠に探索し続けられるウィリアム(ただし吐息がうるさい)など、初期熟練度が突きや銃であれば絶対にルミア島の均衡が壊れてしまうようなキャラが投げには複数います。

また、武器破壊がないというのも特徴的です。他の武器種であればどんなに回っていても、武器の半壊→ハトの不協和音で勝ち試合が負け試合に変わってしまいます。しかしながら、投げには半壊がないため比較的運要素を少なくプレイできます。これは余談ですが、投げ使いの私はハトの不協和音に怒ったことは一度もありません。

武器作成時の熟練度を確保しやすいというのも魅力の一つです。紫武器を作成する際は、人を2回殴る時と同じ分だけの熟練度が手に入ります。他の武器種では紫武器は通常1回、多くても2回程度しか作りませんが、投げの場合は平均で3回は作ります。これだけで熟練度4つ分の有利ができるわけです。これが強い証明として、投げのみにこの武器作成時の熟練度を主軸としたルートが存在します。

 

一方で、短所としては何より慣れが必要な事です。投げは弾がなくなれば武器がいきなり全壊したのと同じ状況になるので、弾数を意識に入れながらプレイしなければいけません。弾数を効率よく管理するためには多くの経験に基づく判断を下す必要があります。しかし、そんな難しい弾数管理をわかりやすく解説した記事があるので、それを読めば多分どうにかなります!

弾数を考える3つのタイミング - atsukanzeroのブログ

武器の性能自体も、お世辞にも優秀とは言えません。多くの紫武器は必要な素材量に比べて攻撃力が高くありません。また、実用的でない紫武器が多く存在するため、他の武器種に比べて最終武器の柔軟性は低くなっています。このデメリットをキャラクターパワーとプレイヤーの腕でひっくり返さなければ、現環境で強い銃や弓、突きに勝つ事はできません。

最後に、これはルートによっては解消される問題ですが、武器作成のために一つ前の武器をずっと持っておかなければいけないという問題もあります。例えば、最初に風魔手裏剣を作って後から法輪を作るルートでは、法輪が完成するまで四方手裏剣かチャクラムをずっと持っておかなければいけません。これによって投げは基本的に序中盤はインベントリが他の武器種より一つ多く埋まっており、他の武器種なら回れるルートが回れない事があります。

 

まとめると、投げはキャラが強く武器が弱い武器種です。キャラクターの魅力に惹かれた人には強くオススメできます。また、運要素も少なめなので、ハトの顔をみると蕁麻疹が出てしまうそこのあなたに最も似合う武器種だと言えるでしょう。

一方で、投げは慣れが必要な武器種となっています。最初はいつもよりも勝てない時期が続くこともあります。しかし、慣れたら強力な武器種なので、逆境にこそ輝くあなたとの相性は抜群でしょう。

 

 

投げキャラクターの評価

ここでは投げ適性のあるキャラを[簡単さ] [爆発力] [安定感]の3つの観点から評価していきます。それぞれ5点満点で点数をつけていきます。

 

・ウィリアム

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[簡単さ] ★★★★★

[安定感] ★★★★☆

[爆発力] ★☆☆☆☆

ウィリアムはパッシブのイニングイーターでスタミナを回復できるため、非常に使いやすく、初心者に最もオススメな投げキャラクターです。上で投げの短所にインベントリを埋めやすいと書きましたが、ウィリアムならスタミナ回復を作る頻度を抑えられるので、その短所を補う事ができます。また、スタミナ回復を作る分の時間をビルドに当てられるので、序盤の安定感も非常に高めです。しかし、最終攻撃力は51.4と本当にピッチャーだったのかと文句を言いたくなるほど低めなため、序盤から作った有利をちゃんと広げておかなければ一位を取るのは難しいでしょう。

 

・シセラ

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[簡単さ] ★★★☆☆

[安定感] ★★★★★

[爆発力] ★★☆☆☆

シセラはパッシブの苦痛の記憶で、相手に殴られる度に少し体力を回復します。このお陰で序盤の事故が起きにくく熟練度稼ぎも容易に行えます。一方で熟練度のために序盤に殴りあい過ぎてしまうと、装備が遅れてしまい、ダメージが痛くて場所が取れずビルドが進まないという悪循環に陥りやすいため、想像以上に慣れの必要なキャラクターでもあります。最終攻撃力は51.1とどこぞのピッチャーと同様に低めに設定されていますが、シセラの方が圧倒的に熟練度を稼ぎやすいため、ウィリアムほど火力不足を感じる場面は多くないと思います。

 

・アドリアナ 

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[簡単さ] ★★☆☆☆

[安定感] ★★☆☆☆

[爆発力] ★★★★★

アドリアナは力にパワーを足したようなキャラクターです。初期攻撃力は全キャラ中最高の18で、最終攻撃力も全キャラ中2位の58.8です。これだけでも力強さを感じてもらえると思うのですが、更にこのキャラはメラメラという最高級の攻撃スキルを持っています。メラメラは通常攻撃に10のスキルダメージ30%の回復阻害を付与するため、殴りあいを非常に有利に進める事ができます。加えて、フィールドスキルの放火を使えば、その地域に限りスキルダメージを10から20に増加させる事ができるため、ウィクライン争い最終地域でのタイマンなどの地域が限定されている戦いにおいて非常に強力な効果をもたらします。しかし、防御力とスタミナは低めなので序盤の安定感は低く、サッカーされた際のリカバリーが難しいキャラだと言えるでしょう。

 

・エマ

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[簡単さ] ★☆☆☆☆

[安定感] ★★★☆☆

[爆発力] ★★★★☆

エマは何と言っても最大スタミナがどのレベルでも100しかない事が特徴です。また、スタミナ以外のステータスはウィリアムと同じで平均より少し低めです。これだけをみるとただの弱めのキャラですが、エマには他に類を見ないほどの強力なスキルが2つあります。1つめはCheerUPというコンバットスキルで、これは最大スキル被害20+スタミナ20回復クールダウン30秒で打てる化物みたいなスキルです。スキル被害は自分のスタミナ依存なので狙えば平均15ダメージ程度は出せます。スキル被害の量だけでもこれほどのスキル被害クールダウンの短いスキルはありません。しかもスキル被害だけでなくスタミナも20回復するので、30秒に1回必ず打てるなら計算上はウィリアムのイニングイーターよりも多くのスタミナを回復できます。加えて、エマはChangeという体力とスタミナの割合を入れ替えるというスキルを持っており、これで体力回復アイテムが足りない時も、スタミナ回復アイテムを体力に変換する事ができます。このChangeは、中盤の事故を防ぐのにも役立ちますし、最終地域での戦闘でもスタミナがあれば相手の攻撃を1,2回スタミナで受ける事ができます。ただし、この2つの強力なスキルを使いこなすのは難しく、投げの中でも難易度の高いキャラになります。

 

・ザヒル

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[簡単さ] ★★★☆☆

[安定感] ★☆☆☆☆

[爆発力] ★★★★☆

ヒルくん、このキャラをどう説明しようか悩みました。このキャラの強みは最終ステータスの高さで、攻撃力は56.2防御力も55.4と非常に優秀です。また、裁きというスキルは自分よりもキルを持っている相手に強くなるという珍しい効果を持っています。しかしながらザヒル序盤が非常に弱く、最初は攻撃力が12しかないので基本的に誰が相手でも場所を取る事ができません。投げという武器種は全部機種で唯一、粗末な武器がなくなる武器種です。これが原因で他の武器種では基本的な戦術である、場所を取れなければ蹴られながら防具を先行すればいいという逃げ道が塞がれてしまいます。加えて、苦しい序盤を乗り切っても「ザヒルの時間がやってきた!」という訳では無く、よくよくステータスを眺めるとアドリアナの方が攻撃力が高く、なかなか個性を出しきれない現実があります。なので残念ながら、このキャラは強い思い入れがない限りはオススメしません

 

・カミロ

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[簡単さ] ★☆☆☆☆

[安定感] ★★☆☆☆

[爆発力] ★★★★☆

カミロくん、このキャラをどう説明しようか悩みました。あ、コピペじゃないですよ。本当にそう思ってます。このキャラは、序盤終盤ともに平凡(より少し低め)のステータスなのですが、2つのスキルによってステータスを強化する事ができます。1つは魂の盗人というコンバットスキルで、15秒間相手の攻撃力と防御力を奪って自分のステータスをバフします。もう一方はドゥエンデというフィールドスキルで3秒間のキャスト後にランダムにステータスをバフします。どちらもタイマンが非常に強いスキルで、ウィクライン争い最終地域でのタイマンに効果を発揮します。あれ?何かこの文章見たことありませんか?そう、このステータスを強化するスキルセットは内容は違えどやりたいことはアドリアナと丸かぶりしてしまっているのです。そして、アドリアナは素のステータスが高いためカミロよりも簡単に強さを発揮する事ができます。なので残念ながら、このキャラは強い思い入れがない限りはオススメしません。あ、コピペじゃないですよ。本当にそう思ってます。

 

 

投げ武器の評価

ここでは主要な投げ武器を5段階で評価していきます。

 

・迎身血雫

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★★☆☆☆

ロマン武器。

適当に計算したら、多分普通の紫武器で殴る時の2.2倍くらいのダメージが出るので、熟練度を稼いでいれば一撃で相手を倒すこともできるはずです。しかし必要な素材があまりにも多いのでやっぱりロマンの域は超えないかなと思います。

 

・スダルサナ

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★★★☆☆

作れたらむちゃくちゃ強い武器。

チャクラム派生の武器を使っていたなら流石にブラッディチャクラムの方が強いですが、その他の武器から乗り換えるなら十分なパワーを持っています。これを作るだけの時間とインベントリの余裕があれば作る価値ありだと思います。

 

・ボーンクラッシャー

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★★★★★

投げの最強武器その1。

何と言ってもレア素材なしで攻撃力51を誇る力溢れる武器。17発と弾数は少なめですが、動物をキルすれば弾が1~3発増えるパッシブを持っているおかげで思ったよりも弾持ちします。メジャーなルートは森→工場→消防署でトマホーク1セットを投げ切った後にボーンクラッシャー3セットを投げるルートです。攻撃力が高い代わりに制作に時間がかかって防具が遅れがちになるのが欠点です。

 

・高爆手榴弾

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★☆☆☆☆

投げのおもちゃその1。

攻撃力が50で3発に1回スキル被害10というパワー&パワーな武器ですが、悲しいことに必要な素材がバカみたいに多いです。また、1セット20発しかできないので、3セット作ってもまだ少し弾数が足りないという悲しみを背負った武器です。バフが来るか、うまく作れる天才的なルートが発見されるまでは手を出さないのが吉でしょう。

 

ダビデのスリング

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★★☆☆☆

制作難易度だけ伝説級のおもちゃその2。

攻撃力も高く弾数も39発と十分な性能をしていますが、何よりも制作難易度が半端じゃないです。制作には魔精石とミスリル派生のアダマンチウムが必要で、狙って作るには難易度が高すぎる品物となっています。しかしながら、作れれば決して弱い武器ではないので、聖なる血や魔精石を持っている状態でたまたまミスリルが手に入って、かつ武器が足りていない場合は作ってみるのも悪くないと思います。

 

・風魔手裏剣

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★★★★★

投げの最強武器その2。

この武器は何より制作が非常に簡単という強みがあります。この武器はホテルの1地域のみで完成し、かつ素材も4種類5個のみでできます。また、武器の攻撃力も45と低くなく、弾数も28と序盤を乗り切るには十分な数が手に入ります。風魔手裏剣を1セット作った後は、チャクラムを作成してブラッディチャクラムや法輪にいくルートや風魔手裏剣をもう2セット追加するルートが存在します。投げでどのルートをやるか悩んだ時は、とりあえず風魔手裏剣から始まるルートを使えば間違い無いと思います。

 

・青色の短刀

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★★★☆☆

まあまあ弱くは無いけど普通作らないよねっていう中途半端な武器。

攻撃力も44(画像はバフされる前)と投げの中では悪くないのですが、何より弾数が20しかないのが問題となります。弾数が20発しかないのでこれをメインで使っていくためには3セット作る必要が出てきますが、厚い紙を3つ集めるのは想像以上に時間のかかる作業です。それなら別の武器を使った方が強いなってなっちゃう悲しい武器だと思います。

 

・アストラぺ

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★★★★★

青色の短刀を悲しい武器にさせた張本人。

この武器はなんと青の短刀と同じ攻撃力を持ちながら弾数はその3倍の60発ある優秀な武器です。アストラぺの素材になるピラムを4,5セット投げた後に持ち替えるだけで弾数は足りますし、そのピラムは投擲用の短刀を持って寺を散歩しているだけで勝手にできる優れものです。この武器がなければ青色の短刀はもう少しいい評価を受けていたことでしょう。なお、このアストラぺの素材であるピラムとジャベリンを大量作成して熟練度を稼ぐマミールートと呼ばれるルートが存在するのですが、それはまたいつかの記事で紹介したいと思います。

 

・ブラッディチャクラム

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★★★★★

四方手裏剣派生を使っているならド安定の武器。

投げで唯一よく使われる聖なる血派生の武器。攻撃力は44と控えめですが、弾数が50発もできることから、風魔手裏剣からブラッディチャクラムに持ち替える動きが非常に強いです。ただし、他の武器種では攻撃力49の無駄なしの弓や46から成長する赤いマフラー、ちょっと手間をかければ作れる53のアーケインエッジがある中で、これが投げ武器の中では使える方になってしまうのはやはり投げの悲しいところ...

 

ルテニウムの玉

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★★☆☆☆

限りなくおもちゃに近い何か。

攻撃力は42と低く、弾数が1セット24発とこれまた少し控えめです。制作が簡単であればまだ3セットラッシュするのが強そうですが、残念ながら素材に原石が含まれているため、3セット作るのには非常に時間がかかります。2セット作ってこれの派生前を投げようにも、派生前は1セット12発しかなく素材にグラスがあるため、これまた量産には向きません。この武器の威力が47とかぐらい強ければ、無理してでも作るプレイは悪くなさそうですが、現状は他の武器を使う方がいいと言わざるを得ないでしょう。

 

・法輪

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★★★★★

作りやすくて強い武器。

攻撃力は41と低めですが、アイテムの効果で相手のスタミナを減らしてスキル被害を与えるので、平均3ダメージ(これは筆者の体感です)くらいはスキル被害が出ます。また、レシピが非常に簡単で、かつ1セット38発も作成できることから、投げ武器には貴重なお手軽武器として利用されています。素材である仏教が3つしかなく、持ち逃げされることも多いのが難点ではあります。

 

 

以上で本日のトピック「投げ総評」は終了です。投げ初心者向けに軽く投げ武器やキャラがどういったものなのかを説明するつもりでしたが、書き始めたら止まらなかったので長くなってしまいました。申し訳ないです。

 

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それではまたどこかの配信でお会いしましょう。